前々からなんどもお伝えしてますが、私の過去最高のバイクはTW225。
とにかく軽量で扱いやすく、頑丈で、燃費がよく、積載性もある……。
TW200がまっすぐ走らなくなりスクラップにした後、TW225を買うという溺愛ぶり。
TW225を乗ってるとよく声をかけられます
スーパーやコンビニなんかでよく声をかけられる。
おっさん人気がいちばん高いのだが、スクーターに乗ったおばちゃんにも声をかけられる。
- 「すごいタイヤだね~」
- 「これ、カスタムしたんですか?」
- 「バギーのタイヤだ、バギー!」
- 「すごいバイクね? 学生さん?」
いや、ドノーマルです。
そして私は三十路のおっさんです……。
ステキなヒップがみんなを魅了する
そう、TW225の大きな特徴は、バカでかいバルーンタイヤ。
汚いオケツ
「タイヤが太い」というのは、親しみやすいファニーな印象を与えるし、一方で力強い攻撃的な印象を与える。
おっさんたちはその野性味あふれるヒップになにかの可能性を感じる。
おばさんたちはスリムな車体にファットなタイヤのアンバランスさに不思議な魅力を感じる。
そういうものらしい。
ファットなタイヤは、走ってて安定感があるだけでなく、見た目の安定感もある。
セローなんかのオフロードバイクにでかい箱をつけていると、「T」字になり不安定だが、TWなら荷物満載でもなんか安定感がある。
そして、200ccのクソ遅い低馬力バイクなのだが、リアビューはけっこう迫力がある(と思う)ので、煽られることも少ない……と思う。
スーパーでTWを買いたいという人がいた
この前もおっさんに声をかけられた。
「これ200cc?」
「いえ、225です」
「かっこよくカスタムしてるじゃん」
「いえ、ほぼノーマルです」
「へ~ヘッドライトLEDにしただけで今風なんだね」
「ええ」
「俺も買おうと思っててさ~ネットで14万円ってのがあったから」
「いいっすね」
「これいくらで買ったの?」
「12万円です」
「へーそんなもんなんだ」
みたいなね。
「買え!」
と思ったが、そのおっさんは「シートレール切ってロンスイにしようと思うんだよね~」とか言ってたので、
「ああ、そっちね」と心が冷めてしまった。いや、嬉しかったけど。
確かにヘッドライトは今風だわな
やっぱり、TWは山を走って欲しい……。
そして、ウィリーとかアクセルターンとか、そういう3次元的(?)な楽しさに開眼して欲しい……。
と思うのだが、やはりTWといえば「キムタク!」のイメージがあまりに強いらしい。
やはりマスメディアは害悪……!
TW200・TW225をみんなも買おう
実は私がはじめて買ったバイクは原2スクである。
「125ccスクーター最強説」というのがネットで流行ってて、それに影響された。
ただ、今ならわかる。
原2スクなんかよりTWがいい。
なぜなら、オフロードも走れるし、そこそこ遠距離も走れるし、燃費もそんなに変わらないからだ。
そしてファニーな外観が所有欲を満たせるし、オシリフェチのみなさんのアイドルにもなれる。
TW、侮りがたいバイクだ。だてに北米でだらだら売られ続けてるわけじゃない。
みなさんもTWを買おう。可愛そうなカスタムされたTWをノーマルに戻して愛でよう。
というわけのわからない記事でした……。