Naturehikeのインナーシュラフ(ライナー)をポチったのでレポします。
長期野宿のインナーシュラフの必要性
インナーシュラフが必要なのは、主に以下の理由になります。
保温効果の増大
シュラフとインナーシュラフを組み合わせると、かなり保温効果が増強されます。
感覚的には下限温度が2~3℃変わるとレポする人が多い。
これは大きな違いです。
野宿で寒さに凍えるのはかなり最悪な気分になります。すべての服を着込んでも寒い、という状況があります。
エマージェンシー用にインナーシュラフがあるだけでだいぶ違うでしょう。
夏季の単独での使用
暑いときには単独でシュラフとして使えます。
夏でもシュラフで寝る人はいると思いますが、シュラフとの大きな違いは、パッキングが容易なことです。
正直いって、シュラフをぎゅっぎゅと押し込むのは、慣れるとそこまで苦痛ではないですが、めんどうなことに変わりありません。それに多少とも痛みますからね。
熱帯夜はインナーシュラフにすることで、設営・撤収が簡素化され、シュラフの寿命をのばすことができます。
【重要】シュラフの汚損防止
これがメインの役割になります。
私はダウンのシュラフを持っていく予定ですが、シュラフを何日も使うと汚れがついたり臭くなります。ひどいと皮脂で保温性能が落ちます。
でも、ダウンシュラフは洗うのがめんどうなのです。
コインランドリーのドラム式洗濯機で洗ってもいいのですが、あまり乾燥させると痛みますし、自然乾燥となると何日も陰干ししなければいけません。その間何で寝るんだって話になります笑
一方で、インナーシュラフは洗濯機にぽいっと入れて終わり。化繊なのでデリケートなわけでもありません。
1日、2日の野宿ならともかく、長期野宿旅にはインナーシュラフが必要でしょう。
Naturehikeのインナーシュラフを注文した
そんなわけで、私の愛用ブランド「Naturehike」のインナーシュラフを注文しました。
Aliexpressは3週間~1ヶ月で届くのが一般的ですが、Naturehikeは1週間くらいで届きました。こうなったら割高なAmazon.jpで買う意味がなくなりますね。
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Naturehikeは中華ブランドですが品質はかなり高いです。
「キャプテンなんとか」や「ドッペルなんとか」といった廉価アウトドアブランドは情弱日本人しか買いませんが、Naturehikeは世界中のハイカーに愛されているブランドです。
知名度があがると値段も吊り上げていくのがブランド品の常ですので、 今のうちに良い商品を買っておくといいかもしれません。
Naturehikeのインナーシュラフ、届く
そんなわけで届いたのがこれです。
安っぽさはないですね。
さっそく広げてみました。
下のマットはEXPEDのDownmat HL Winter、スイスブランドの高級品です(めったに使わない)。
マミー型ですのでこういう軽量マットにはよく合います。
私のメイン寝袋、NaturehikeのCW300と合わせてみました。これで寒い日は乗り切ります。
色のバランス悪いんですが……笑 本当は赤色が欲しかったのですが、暗い中で見分けられるよう対の色を選びました。
ちなみにこの状態で軽く潜ってみたんですが、すっげー温かい!
けっこう薄手のCW300ですが、ライナーと組み合わせたらかなり相乗効果が見込めるかもしれません……。
この商品の特徴は、エラシティー(弾力性)です。よーく伸びるのです。
寝心地の快適さに貢献してくれそうです。
私は寝袋のナイロン生地のシャカシャカした感じがけっこう好きなんですが、しっとりしていてこれはこれでアリですね。
重量は、表記は380gでしたが実重量345g。
いや、軽い方がありがたいけど、素材ケチってないか? と不安になりますね……。
化繊の塊なので、そこまでコンパクトさはない。上からNaturehikeのテント(VIK 1)、封筒型シュラフ(CW280)です。まあマミータイプなのでコンパクトな方でしょう。
これくらいの大きさなら普段の洗濯で一緒に洗えそうです。Good!
終わりに いろいろ使えるインナーシュラフ
- 暑いとき→単独
- 寒いとき→シュラフと合わせて保温↑↑
なにかと使い勝手のよさそうインナーシュラフ。
快適に清潔に日本一周したい人にはぜひおすすめです。
私は自宅でもシュラフで寝る派ですので、寒いときは利用していこうと思いました。
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なお、インナーシュラフはAliexpressで1800円程度で買えました。
Amazonで買いたい人は下の画像をクリックしてみてください。