急にキーキー言うようになった?
というわけで荷重をかけるとキーキー言うようになったTWくん。
リアサスかな?と思ったがおととし新品交換したので考えにくい。
考えられるのはスイングアーム。
点検がてらバラしてみる。
タイヤにせよ、スイングアームにせよ、外すのは楽ちん。
TWの整備性の良さには毎度感心するのだけど、
鉄のスイングアームはやっぱり重い。
ピボットシャフト(上の長い棒)。
茶色だ。
グリスが超劣化している。
もともとグレーのモリブデングリスを入れていたが。
拭いてしまえば、シャフト自体は、少し焼きが入っているもののきれいだった。
あとはグリスアップして組付け。
スイングアームをバラしたあとは、ピボットシャフトの締め付けトルクが大事になる。
締め付けでスイングアームの動きが少し重くなるくらいでちょうどいいと思う。
結果……
キーキー音解消!
乗り心地もいい。サスがしっかり仕事をするようになり、安心してケツを預けられるようになった。
なぜ錆びたか?
なぜシャフトが錆びたか?
というと答えは簡単。
グリースガンでスイングアームにグリスを注入してなかったのである。
つまり、手でグリスをぬりぬりしてそれで済ませていた。
しばらくはそれで潤滑されるからよいものの、スイングアームのカラー内にグリスが完全に充填されていないと、
すきまから雨水が侵入し、グリスを劣化させてしまうのだ。
というわけで、下記の図のように(引用元)グリースガンで注入しておくべし!
……というか、そんぐらいやっとけよ、自分!