TW225で日本一周

放浪癖のあるおっさんのTW225日誌

TW225のスイングアームのキーキー音を直す

急にキーキー言うようになった?

 

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というわけで荷重をかけるとキーキー言うようになったTWくん。

 

リアサスかな?と思ったがおととし新品交換したので考えにくい。

考えられるのはスイングアーム。

 

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点検がてらバラしてみる。

タイヤにせよ、スイングアームにせよ、外すのは楽ちん。

 

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TWの整備性の良さには毎度感心するのだけど、

鉄のスイングアームはやっぱり重い。

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ピボットシャフト(上の長い棒)。

 

茶色だ。

グリスが超劣化している。

もともとグレーのモリブデングリスを入れていたが。

 

拭いてしまえば、シャフト自体は、少し焼きが入っているもののきれいだった。

 

あとはグリスアップして組付け。

 

スイングアームをバラしたあとは、ピボットシャフトの締め付けトルクが大事になる。

締め付けでスイングアームの動きが少し重くなるくらいでちょうどいいと思う。 

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結果……

キーキー音解消!

 

乗り心地もいい。サスがしっかり仕事をするようになり、安心してケツを預けられるようになった。

 

なぜ錆びたか?

なぜシャフトが錆びたか?

というと答えは簡単。

 

グリースガンでスイングアームにグリスを注入してなかったのである。

つまり、手でグリスをぬりぬりしてそれで済ませていた。 

 

しばらくはそれで潤滑されるからよいものの、スイングアームのカラー内にグリスが完全に充填されていないと、

すきまから雨水が侵入し、グリスを劣化させてしまうのだ。

 

 

というわけで、下記の図のように(引用元)グリースガンで注入しておくべし!

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……というか、そんぐらいやっとけよ、自分!