新型Ninja 250は速かった。
いつものコースを走る。
名古屋から「らっせいみさと そばの郷」までの道。
そこでコーヒーを飲んで帰るのが定番ツーリングになっている。
途中の場所(Google マップ)
新型Ninja 250とのバトル
33号線で、Ninja 250とバトル。黒色のNinjaで、ウェアやヘルメットも黒色。ライダーは若い感じがした。
私のバイクも真っ黒だけど、ノースフェイスのジャケットで、アウトドア~な雰囲気。というか、半ヘル。舐められたかもしれない。
最新Ninja、ずいぶんかっこよくなった。先代の完成度も高かったが、より高級感がましている。
バトルというよりも、追いかけられたというのが近い。Ninja250といえば初心者のイメージが強かったが、当たり前だが上手い人が乗れば速いバイクだ。
かつてのNinjaは、旧式のエンジンを積んでいるなんちゃってスポーツだった。HondaでいえばVTR250がフルカウルをまとった感じ。どうにもおもしろくないイメージが強い。(ただ、一時期は250cc唯一のフルカウルスポーツバイクであり、それなりに売れた)
現在では、最新NinjaはR25の対抗馬である。見た目も抜群にかっこよくなっている。R25は初心者だけでなく、途方もなく速いベテランライダーが乗るバイクでもあり、Ninjaもかつてのように「フルカウルに乗りたい初心者が乗るバイク」ではなくなってるのかもしれない。
勝ったのか負けたのか
公道で攻められる人は少ない。
私はTWで大型をせっつくことが多い。逆に、後ろからせっつかれることは苦手だ。大型バイクがくればすぐに譲ってしまう。しかし同じ250ccクラスと思うと負けたくない気持ちがはたらく。
コーナーはがんばってバイクを寝かせた。たぶん、90%のライダーはついてこれないコーナリング。立ち上がりでミラーを見ると、Ninjaくんのバンク角やべえ。45度以上寝かせてるもんね。
峠でそんなことを繰り返す。
結局、Ninjaくんは途中で明らかに減速して、ミラーの点に。「つまんねえ、飽きた」なのか、「これ以上ついていったらあいつは事故る」なのか、「(同)俺が事故る」なのか、あるいは別の事情かわからない。
いずれにせよ、久しぶりにヒリヒリしたライディングだったな、という日だった。向こうは「おっせー笑」だったかもしれないが……。