TW225で日本一周

放浪癖のあるおっさんのTW225日誌

TW225のとっても汚いブレーキOH

※今日は全体的に汚い画像が多いです。

 

前回ピストンのサビサビにびっくりしてそっ閉じしたのであるが、

ブレーキはとってもとっても大事なパーツということで直すことにした。

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まず、新旧のピストンの比較。4000円ないと手に入らない超高級品だ。

旧ピストンはニギニギしてたら手でとれた。4年前に買ったピストン・プライヤーは出番なくまたおやすみ。こち亀の日暮みたいだな。

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これまた4年前に買ったピックツールでダストシール・オイルシールを取ってみる。新旧比較。見た目では特に劣化はない。硬化もないみたいだった。

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付属のグリースをよくなじませて、装着。

スコン!と気持ちよく入る。

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これ、旧ブレーキフルード。バカな鯉が住んでるダメな池みたいではないか。

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新品フルードはこんな感じ。新品といっても、これも4年落ち。

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……フルードの流路には白い謎のカスがついている。ほんと、汚い画像だらけ。

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ブレーキOHの定番ツール、ゴムホースを買っておいた。

40cm、カインズホームで64円。

ブレーキフルードを口のなかにいれる根性があればシリンダーはいらないと思う。

 

 

ある程度フルードが入ったら、エア抜き作業。ブレーキをにぎにぎ100万回。ぎゅっとしたら完了。

ブレーキOHって、油じゃなくて水を使うことが多くて不思議なメンテだ。

 

結果は?

というと、たいして変わらん。もともとセローと同じで、ABS不要のブレーキが効かないバイクだ。

 

ただ、取り回しはとても軽くなった。少し引きずってたんだろうな。

ディスクブレーキのオイルシールって、フルードをせき止めるだけじゃなくて、ピストンを戻す役割もあるようだ。

オイルシールが劣化したり、ピストンがサビで引っかかるようになったら、ブレーキが引きずり出すということ。

もっとも外れてはいけないボルト 

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あとは純正部品を買っておいた。キャリパー取り付けのボルト。150円くらいでけっこう高い。

 

ある日、前ブレーキに違和感を感じ、点検した。

すると、キャリパーの下のボルトが、取れていたのである……。キャリパーはぐらぐら。

そんでホームセンターで慌てて買ったのが、画像の真ん中の17mmのボルト。

 

バイクの数あるボルトのなかで、もっとも取れてはいけないものではないか?

 

たぶんフロントタイヤ交換したときに増し締めを忘れたんだろう……。

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ちなみに排気側タペットカバーのヘックスボルトも抜けていた。こっちはどうでもいいです。でもいちおう純正部品を買ってつけておいた。

 

バイクのメンテって性格が出るよなー……