※今日は全体的に汚い画像が多いです。
前回ピストンのサビサビにびっくりしてそっ閉じしたのであるが、
ブレーキはとってもとっても大事なパーツということで直すことにした。
まず、新旧のピストンの比較。4000円ないと手に入らない超高級品だ。
旧ピストンはニギニギしてたら手でとれた。4年前に買ったピストン・プライヤーは出番なくまたおやすみ。こち亀の日暮みたいだな。
これまた4年前に買ったピックツールでダストシール・オイルシールを取ってみる。新旧比較。見た目では特に劣化はない。硬化もないみたいだった。
付属のグリースをよくなじませて、装着。
スコン!と気持ちよく入る。
これ、旧ブレーキフルード。バカな鯉が住んでるダメな池みたいではないか。
新品フルードはこんな感じ。新品といっても、これも4年落ち。
……フルードの流路には白い謎のカスがついている。ほんと、汚い画像だらけ。
ブレーキOHの定番ツール、ゴムホースを買っておいた。
40cm、カインズホームで64円。
ブレーキフルードを口のなかにいれる根性があればシリンダーはいらないと思う。
ある程度フルードが入ったら、エア抜き作業。ブレーキをにぎにぎ100万回。ぎゅっとしたら完了。
ブレーキOHって、油じゃなくて水を使うことが多くて不思議なメンテだ。
結果は?
というと、たいして変わらん。もともとセローと同じで、ABS不要のブレーキが効かないバイクだ。
ただ、取り回しはとても軽くなった。少し引きずってたんだろうな。
ディスクブレーキのオイルシールって、フルードをせき止めるだけじゃなくて、ピストンを戻す役割もあるようだ。
オイルシールが劣化したり、ピストンがサビで引っかかるようになったら、ブレーキが引きずり出すということ。
もっとも外れてはいけないボルト
あとは純正部品を買っておいた。キャリパー取り付けのボルト。150円くらいでけっこう高い。
ある日、前ブレーキに違和感を感じ、点検した。
すると、キャリパーの下のボルトが、取れていたのである……。キャリパーはぐらぐら。
そんでホームセンターで慌てて買ったのが、画像の真ん中の17mmのボルト。
バイクの数あるボルトのなかで、もっとも取れてはいけないものではないか?
たぶんフロントタイヤ交換したときに増し締めを忘れたんだろう……。
ちなみに排気側タペットカバーのヘックスボルトも抜けていた。こっちはどうでもいいです。でもいちおう純正部品を買ってつけておいた。
バイクのメンテって性格が出るよなー……