私はディスクブレーキが嫌いだ。
理由はめんどくさいから……。
TW225の前にTW200に乗ってたときは前後ドラムブレーキだった。ブレーキダストで汚れることはないし、ハンドル周りもシンプルだった。
ディスクブレーキのメリットとしてよく「制動力」があげられるけど、タイヤをロックさせるくらいの制動力はドラムブレーキにもある。ディスクブレーキの良いところはコントロール性だろう。「指一本で止まる」ようなのはドラムじゃ無理だ。
だがまあ、いろいろと限界値の低い軽量バイクだとそこまで変わらない。
ブレーキパッドを交換する
TW225をあやしいヤフオクショップで買ったのは2年前。それからエンジンOHしたりして10000km乗っている。
ブレーキパッドをなんとなく確認したらヤバい感じだったので交換することにした。
で、パッドを取ってみた。
溝が……ない?
上はデイトナのシンタードパッド。
ブレーキパッド使い切った! 残り1mmもないのでは。
ここまできれいに使えるとある意味エコだ。
まあパッドが限界まで減ってもディスクが削れるだけだし、ディスク自体も3000円くらいで買えるので問題はない。(すでに限界くらい削れてる気がする)
問題はこっちや!
いや、よくない。
絶句した。なんだこれひどすぎる……。
錆びてるってレベルじゃない。ここまで錆びたピストンははじめてみた。ピカールで磨いても無駄。深部までサビサビ。
気をとりなおして、新品パッドに交換。
そのために、錆びまくったピストンをぐいぐい押し戻す。絶対オイルシールが削れてるなと思いつつ……。
フルードが漏れることなく取り付けることができた。
試走してみたが、前のブレーキよりぬるるるる……という感じ。全然止まらないZO☆ パッドのせいなのか、ピストンのせいなのかはよくわからない。いずれにせよまともな状態ではないのだからOHしないといけない。
そんなわけで新品ピストンAssy(4JG-25802-00)を注文。これが4000円もしやがる!高いね~。
ちなみにTW225のピストン(エンジンの方)は、中華製で4000円くらいで買えるのである(買った)。中国人たちにはお高い純正部品をバシバシ製造して欲しいものである。